top of page

st
検索
コロナ療養6日目
喉はまだ痛い。ものすごく痛いわけじゃなくて、もうすぐで治りそうな雰囲気を出しているにもかかわらずしぶとくいつまでも小さく痛いまま。これってひょっとして後遺症なのだろうか。だったら嫌だな。 明日さる映画監督が授業にきてくださる。僕はオンライン参加する予定だ。多分質疑応答的なこ...
2022年8月3日読了時間: 2分
コロナ療養5日目
喉の痛みが治りそうで治らない、そんな状態が続いている。ピークはすぎたがしぶとく居座っている。あと熱が下がったのは嬉しいんだけど、平熱ごと下がっている気がする。僕の平熱は高めで大体36.7くらいが常だったんだけど、熱が下がってからというもの36.1とかがよく出るようになった。...
2022年8月3日読了時間: 2分
コロナ療養4日目
換気のために網戸にしている部屋の、まさにその網戸に小さなセミがとまっている。腹をヒクヒクさせて今にも鳴きそうだ。…鳴いた。 普段は木にとまって鳴いている声を遠くから聞く程度のことしかできなかったが、こんなにも近くで鳴かれると発見がある。鳴き始めは意外と自信なさげに鳴くものな...
2022年8月1日読了時間: 2分
コロナ療養3日目
朝起きた時から熱はなさそうだということを直感的に感じる。喉の痛みも昨日からはひいていることがわかる。良い調子だ。ただ頭がちょいと痛い。これがなにによるものなのかわからない。 熱が下がっているためか考えも明晰になってきた気がする。これで脚本を書く気力もわけばいいのだが、気づけ...
2022年8月1日読了時間: 2分
コロナ療養2日目
喉がとにかく痛い。熱はだんだん下がってきたのか、昨日や一昨日よりかは集中力は格段に良くなった。しかし喉の痛みは耐え難い。今までも喉が痛いことはあったけれど、これが生きてきた中で一番痛い。これはもうのどスプレーではどうにもならんと、うがい薬を買ってきてもらった。これが滲みる滲...
2022年7月30日読了時間: 3分


コロナ療養1日目
あなたの風邪はどこから?私は喉から。 昨日発症した新型コロナウイルスも2日目。ただ、発症日を0日目として10日間が自主療養期間なので今日が自主療養1日目。 昨晩全然寝られなかった。 腰が痛くて眠れない。むずむず脚症候群にもなって眠れない!(この文章をTwitterにも書いた...
2022年7月29日読了時間: 2分
コロナになりました
新型コロナにかかってしまった。次作の撮影にひびくタイミングではないのは良いことだが、春期実習の上映会には行けなくなってしまった。そういえば随分前に拙作『あなたが響く』があきる野市のさる映画祭で上映されたときも僕の都合で行けなかった。そしてそのときには主演の浅蔵さんに手紙を代...
2022年7月29日読了時間: 2分
〇〇と〇〇は同じということ
イチゴは赤い、東京タワーも赤い、京急線の車体も赤い。だからこれらは全部「赤いもの」っていう同じグループに入れよう。 僕はとても単純に言えばこういうことを言っている。たったこれだけのこと。とっても簡単な話だと僕は思う。けど、通じない人たちがいる。「イチゴは食べられるでしょ。食...
2022年7月18日読了時間: 3分
地図に残らない仕事
「地図に残る仕事」というのは大成建設のキャッチコピーだ。初めて見たときから「良いコピーだな」と思っていた。印象にも残るし、仕事の価値も、責任感も伝わってくる。 ただ僕はこういう仕事が自分の性に合わない。むしろ地図に残らない仕事の方が多分合っている。...
2022年7月15日読了時間: 2分
悪口はセンスだ
センスのない悪口は聞くに堪えない。 前々から思っていたことで、センスのない悪口言う人っているんですよ。端的に言うとヘイトスピーチを言う人のことで、けっこういる。僕の妹がそういうタイプで本当に嫌だ。 ヘイトスピーチって最近では人種差別的な発言ばかりが取り沙汰されるけれど、数年...
2022年7月13日読了時間: 2分
杉田協士監督『春原さんのうた』
『春原さんのうた』というのは「1=1」という等式を保ち続けようとする映画だ。私とあなたは同じ。そのことをひたすら繰り返している。そう確認することで見ている私たちもそこにいることを許される。 マグカップから植物に水を与える。その水の余りを自分も飲む。このとき水が「=」となって...
2022年7月2日読了時間: 2分
『MADE IN YAMATO』
中学時代の同級生、荒井くんのことを急に思い出した。とても無口だった彼は滅多に話さなかった。背が高くてスラッとした感じだった気がする彼は、塾で解答をふられたときだけボソッと喋るのだ。しかしその声は普段出し慣れていないせいか少し甲高いような、吃るような、恥ずかしいことを話してい...
2022年7月2日読了時間: 2分
佐々木想監督『鈴木さん』
監督の過去作をいくつか見たことがある私にとって『鈴木さん』は久々に”佐々木想調”を見ることができた感動の想いで一杯だ。施設から自転車で走り出すいとうあさこを見て、ああ、佐々木想映画とはこういう感触であったのだということを再認識する。...
2022年7月2日読了時間: 1分
ゲームの分類
2015年の『深夜の馬鹿力』を聞いていて、伊集院光さんが女性芸人の人たちに野球のルールを教えたという話があった。 自分だったらどうやって説明するだろうかと考えているうちに、こうしたゲームにはいくつか同じ構造を持っていて、それによって分類分けができることに気づいた。...
2022年6月27日読了時間: 3分


『ドライブ・マイ・カー』断絶を知ることについて
終戦日近く、あるテレビ番組を見た。戦争体験者の言葉を、元アナウンサーで若い朗読の上手な方が、戦争体験者になり代わり、読んでいる映像である。その方は感情を込めた話ぶりで戦争体験者の言葉を上手に読み、会場にいる小学生達に聞かせていた。僕は真剣に読んでいたその人には大変申し訳ない...
2021年9月27日読了時間: 6分
こども映画教室に参加してきました
こども映画教室に参加させてもらった。前々から存在自体は知っていたし、知り合いが何人もスタッフとして参加している。しかも諏訪さんからは授業のときに「興味がある人は連絡ください」と言ってくれていた。そこで知り合いの一人(その人は「なんか映画について書いてみる会」の共同主宰だ)に...
2021年9月21日読了時間: 3分
「これは映画ではない」
「『これは映画ではない』と監督が言い出したらその人は終わり」そんなことをふと授業で言われた。言いたいことはわかるけれど、なんとも腑に落ちない言葉に僕は思えた。 例えば「これは”私の”映画ではない」と監督が言い出したら、それはいよいよ終わりであるように思う。そんな凝り固まった...
2021年8月2日読了時間: 2分


夏期オリエンテーション実習の撮影を終えて
7月15-16日にかけて夏期オリエンテーション実習の撮影を行った。私にとってようやく監督できた1回目の実習である。 この実習は「藝大における映画制作の流れを習得することを目的」に作られた。 また、この実習は以下のような制約があった。...
2021年7月28日読了時間: 11分


声が小さい人の映画
拙作『上飯田の話』はデータを渡して見てもらったり、大学院で同級生に向けて上映をしたり、他の映画から比べると圧倒的に少ない人数にしかまだ見せられていない。これから増やしていきたいので、公開する機会に恵まれたいものだ。 この映画の感想を聞いていて気づいたことがある。高評価をして...
2021年6月22日読了時間: 2分
映画作りの2つのスタイル
最近、映画監督が作る組織には大きく2種類あることに気づいた。「行政型」と「ボランティア型」と名づけることにする。この2つの用語は中井久夫さんの本に出てきた言葉を借用している。この2つの大きな違いは、人々をどういう状態に置くのかだ。...
2021年6月9日読了時間: 3分
bottom of page