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コロナ療養7日目

  • 執筆者の写真: Sota Takahashi
    Sota Takahashi
  • 2022年8月5日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年8月7日

 2日くらい前に『ジャン・ルノワール自伝』を読み終えて、その後山田宏一著『新版 友よ映画よ わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』を読んでいる。これは先日亡くなった私の参加する句会のマスターが遺したものである。とってもおもしろい内容で、NV(ヌーヴェル・ヴァーグ)の時代の人々の様子が生々しく書かれている。こういう思い出話は読んでいて心躍る。ユスターシュの思い出話は大好きだ。ジャン=ピエール・レオーも、名俳優とかNVの申し子ではなく、普通の奴として出てくるのがたまらない。


 新しいボクサーパンツが届いた。ずいぶん前に買った10枚がいよいよボロボロになってきて、買い換えようと思っていたのだ。今度のも10枚セットで安いやつ。ちなみにボロボロになったパンツは「ラストワンパンツ」と名付けて、出張とか行ったときに履いて行って、ホテルで捨ててくるために使おうかと思っている。これは昔『ライオンのごきげんよう』という番組で関根勤さんが海外旅行に行くときに「このTシャツ、あと1回着たら捨てよう」と思っている「ラストワンTシャツ」というのを持っていって、着たら捨てて帰ってくるというのを実践していたことから着想した。ちなみにそのため関根さんが海外旅行に行くときはいつもテロッテロのTシャツらしく、知人とうっかり会うと恥ずかしいらしい。僕はといえばパンツなので、出先でまさかのアヴァンチュールがない限りは恥をさらすこともない。…つまり恥をかくことはこれまでもこれからも、無いということだ。


 「日本版CNC設立を求める会」が発足されて「ハラスメント防止措置ガイドライン草案」というものも発表された。僕もまたハラスメントのない現場を作りたいと思っている人間として、ふと思ったのが、現在の状況では助監督経験のある人間ではないとハラスメントのない現場を作ることはできないのではないか、ということだ。仲間内で作っている小さな現場ならなんとかなるだろう。ただ大きな現場になればなるほど、初めて組むスタッフも当然増えるわけで、そこであまり助監督経験のないポット出の監督が「ハラスメント止めましょう」と言っても誰も聞き入れてくれないんじゃないか。下手な伝え方をしてしまうと「また”監督様”がなんか言ってるよ」とかつてのタレント監督のように、実際に現場を回してしまう助監督達に煙たがられるかもしれない。よくTwitterで佐々木浩久さんが黒沢清さんの現場でいかにハラスメントを防止しようとしていたかという話をするけれど、あれは黒沢さんが助監督としての経験を積んできたからできたのではないか。そんなことを急に思う。

 現場のこと何もわかっていない雇われ取締役が出したスローガンなんて、古参のスタッフからしたら「馬鹿言ってんじゃねぇよ」って話だろう。これは前の会社での経験上。

 念のために再度書いておくけれど、僕も切にハラスメントがなくなってほしい。ハラスメント受けたことがある側として、そして白状すると、長時間労働をスタッフにさせたこともある加害者側の人間として。


 そういえば昨日までに私がコロナだと知らない友人2名から飲みの誘いをいただいた。めっちゃ嬉しい!飲みに誘ってくれるのって僕は本当に嬉しくなる。その人の空いた時間に一緒にいたいと思ってくれるって、これほど嬉しいことはなかなかないよ。僕みたいな人に何か価値があると思ってくれるって、もうそれだけで良い。大好きになる。僕みたいな自己肯定感超絶低い人間(結構高そうだと言われるが、私はファッションとして自己肯定感高そうなフリをしているだけなんだぜ)はこれだけでもう天にも登るくらい嬉しい。このブログを読んでいる人はどんな人でもいい。超久々に会う人でも良いし、一回も飲んだことない人でも、会ったことない人でもいい。「たかはし、今度飲みに行きません?」と声をかけてほしい。ただし宗教の勧誘やネットワークビジネスの誘いはいりません。

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