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ndjcの撮影をしてきました
11月11〜14日にかけて、 ndjc の製作実地研修の撮影がありました。僕にとっては周りがプロだらけの現場で撮影するなんて初めての経験。ただ皆さんとっても話しやすい方ばかりで非常に良い経験ができました。怒鳴る人もいなかったしね。それが一番なんか、ホッとした。怒鳴る現場に行...
2024年11月20日読了時間: 4分
日常は、過剰なのです。
実は エッセイのテーマをこっそりと募集 しているのですが、先日こんな投稿がありました。 日本の商業インディーズ映画問わず最近の流行りか主流なのか分かりませんが、自然体で喋る・日常のように話すみたいな演技・構成・流れの作品が多い気がしますがあれなんですかね?...
2024年11月17日読了時間: 7分
『小さな声で囁いて』の大きな衝撃
ある種の映画は見た後、その後の人生で映画を見るという体験そのものを変容させてしまう力を持っている。映画とはこうやって見るのだと、映画そのものから教えられる。僕は映画研究者でもなければ、映画批評家や評論家ともまた違うので、映画史的にどうだということには無責任な私的な立場からい...
2024年10月27日読了時間: 4分
『ここにいることの記憶』についてそろそろなにかを書こうと思う
川部良太監督『 ここにいることの記憶 』はいつ見ても僕に強かなダメージを与える。最初に見終わったときには絶望的な気持ちになった。そのときに自分が悩んでいたことに、真正面から、そして到底自分では思いつかないような映画の作り方で、一つの解答を得ていたと思ったからだ。そのときの衝...
2024年10月9日読了時間: 5分
「露天風呂だるまさんが転んだ」はあれに似ている
先日放送された内Pの「露天風呂だるまさんが転んだ」という企画が 炎上 している。僕は基本的に「裸っておもしろい」という価値観を全く持ち合わせていないもので、全裸の人を見ていてもちっともおもしろさを感じない。それに誰かが恥ずかしいことをして(させて)それを笑うという構造が大嫌...
2024年10月7日読了時間: 3分
年をとったなぁ
「おれも年をとったなぁ」と思うことが多くなってきた。とてもシンプルにその実感を説明すると、自分を自分で否定することが少なくなってきた。 学生の頃は僕はなんだか常に自分を否定していた気がする。その頃フォローしていた批評家の意見こそが”良い映画”の基準であり、その人の批評を読...
2024年9月28日読了時間: 4分
太田達成監督『石がある』
今、映画が生成されている。そのポロっと産み落とされた映画の瞬間を撮り逃さんとしてカメラがそこに位置している。バザン=諏訪が出す 例え に「岩の映画」と「レンガの映画」がある。川の向こうに行こうとして、レンガで橋をかける(そのために設計し、施工しする人達がいる)映画の撮影行為...
2024年9月19日読了時間: 2分
髙木義行のことについて
髙木義行のことについて書こうと思う。彼は荻窪にかつてあった「草花屋」という居酒屋のマスターであり、僕が参加していた句会の主宰者である。2年前の4月に70代で逝去した。その思い出に、というわけではないが今年5月にこの句会の初の句集が作られ、末席には僕の句も掲載してもらった。そ...
2024年9月16日読了時間: 9分
出会うタイミングってのがあるよね
大学院に入ってすぐの頃、実家に戻ったこともあるし、これから大学院でやりたいことと近しいだろうと思い、大好きな映画を両親に見せることにした。ジャック・タチ監督『ぼくの伯父さんの休暇』だ。僕は今でもジャック・タチに傾倒している。初めてこの映画を見たときの衝撃たるや。車が走ってく...
2024年8月15日読了時間: 4分
『マミー』分断している壁について
『 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 』のような当時の映像資料に現在のインタヴューが入るという構成であろうと勝手に決めつけていた私の気持ちは、その冒頭から続く地域の方々の音声だけの会話が続く画面に「何か違うぞ」という期待感に変わった。『 マミー...
2024年8月8日読了時間: 4分
異質な自然さ
『移動する記憶装置展』の準備段階で地元の人達に出演をお願いしたいという話をスタッフとしていたとき、なぜ俳優ではなく実際にそこ(上飯田町)にいる人たちに出てほしいのかという話になった。「その方が自然な感じが出るからですか?」と聞かれて、うまく言葉にできなかった僕は「…うん(ま...
2024年6月19日読了時間: 3分
昼食小話
腹が減って三宮あたりで安い飯屋を探していた。ウロウロ歩いていると「カツ丼 500円〜」と書かれている店を見つけた。500円ならいいじゃないかと思って入店し、メニューを見ると、500円なのは「ミニ丼」というものらしく、並盛りにしようとしたら値段が上がるという。僕はこういう商売...
2024年4月16日読了時間: 1分
ロケ地についての雑感
つい昨日、大学のはるか後輩達と上飯田に行った。そもそものきっかけはその中の1人が『上飯田の話』と『移動する記憶装置展』のロケ地に行ってみたいと言ってくれたからだった。僕が上飯田に行くときは大抵居酒屋和らくに行くので、久々に僕も案内をしつつ巡った。「ここの交差点でファーストカ...
2024年4月1日読了時間: 2分
物が捨てられない
母は昔の物に対する愛着というものが、僕からすると信じられないほどに、ない。古くなった物はバンバン捨てる。汚いから、旧型だから、そんな理由で新しい物が我が家には増えていく。この前は結婚のときに買ってもらったらしい大きくて重い箪笥を捨てていた。その箪笥と同じくらいの年月あったは...
2024年3月27日読了時間: 3分
アーティストの冬眠日誌
2月25日 「アーティストの冬眠」というプロジェクトで長野県木祖村に来た。 自分でアーティスト・イン・レジデンスの映画を作っておきながら、まだ参加したことがなかったのでとても楽しみ。 駅に着くとアーティストの岩熊力也さん、美幸さん夫妻が出迎えてくださった。...
2024年3月1日読了時間: 7分
仮死状態からなんとか蘇生する
先の記事で書いたCCAJは無事に終わった。最終的に10分の「フィルムエッセイ」を参加者12人が作った。これがすごい傑作なのでどこか見られるところがあったら是非見てみてほしい。 編集は侃侃諤諤、というほどかまびすしくはないけれど、ああでもないこうでもないと進められたらしい。...
2024年2月26日読了時間: 4分
表現したいことは向こう側から
1月からこども映画教室のCCAJというプログラムにおとなスタッフ側で参加している。フランスの映画教育プログラムの日本版で、世界中の学校で同じプログラムを行なっている。今年の映画のテーマは「他者性」。中学生〜高校生の参加者12人は最終的に10分くらいの映画を作る。これがめっぽ...
2024年2月17日読了時間: 3分
とある科白に心掴まれる
映画の科白でこんなに感動したのは今までなかった。いかにもカッコつけたような言い回しや、キャラクターの個性を伝えるための変な口癖、説明的になることを避けつつ説明をするための科白、僕はそうしたドラマ上では許されているけれど現実では一切聞かない言葉たちにとても大きな違和感を持って...
2024年1月21日読了時間: 4分
『ホワイトハウス・ダウン』映画で人をどう動かすか
僕は人からヨーロッパ映画とかいわゆるアート映画ばかり見ていると思われていて、ハリウッド映画を莫迦にしているという偏見を常に受けている。「いやいやハリウッド映画も見ますよ」と言っても、それは1つの娯楽のため、ヨーロッパ映画に劣る存在としてのハリウッド映画を見ていると、なぜかそ...
2024年1月1日読了時間: 7分
最近よくエッセイを読んでいます
タイトルそのままで、最近よくエッセイを読んでいる。もともと僕は本を読むのが苦手で、年間に読む本の数なんて1ケタ、というか0だったことも多い。読んでも批評とか、解説本とか、入門書とか、ビジネス書とか、読む行為そのものを楽しむというよりも情報を得ることを主眼とした本ばかりを読ん...
2023年11月2日読了時間: 3分
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