top of page

会いたい人に会えている

  • 執筆者の写真: Sota Takahashi
    Sota Takahashi
  • 2022年8月20日
  • 読了時間: 4分

 ふと何かに気づくときは決まって何も考えていなくてボーッとしているときだ。僕は今日、家の鍵を持たずに外出してしまい、帰ってくるタイミングで両親がコストコに行ってしまっていて、しかもスマホの充電が切れそうといういくつかの不運が重なって、両親が帰ってくるまでの1時間を本屋で過ごした。自己啓発本もビジネス本も、立ち読みにはちょうど良い分量だけれど、ああいうのはこちらが何か悩んでいたり、問題意識があったりしないとなんの興味も出ない。ただボーッと目次なんか眺めていたときにフと気づいたことがある。僕は最近会いたい人に会えている。これはとっても幸せなことだ。最もびっくりしたのは渋谷で会ったRon Maelで、他は大体こちらから「お茶でもどう?」なんて誘って会っている。せっかくなのでどんな人に最近会ったのかを書いてみる。



・Ron Mael

 もう別に投稿したので割愛。しかし何度も書く。嬉しかった。



・前に主演してくれた俳優

 これも前に書いたから書かない。この人が一番会えないだろうなと思ったけれど、意外と連絡をしたら会ってくれた。



・元上司

 僕の元上司は僕がポンコツだった新卒から5年間面倒を見てくれた。今の僕が多少なりとも制作や助監督のペーパーワークができたり、自分で少しは問題解決できるのはこの上司のおかげだ。今進めている修了制作について、特にチームビルディング系で悩みがあり、その相談も兼ねてお会いした。

 僕の上司は目がキラキラしている大変に輝いた人物で、会っただけでもそのポジティブオーラで悩みがブッ飛ぶ。僕の生きている中で、こんなにも前向きというかポジティブな人はそういない。とても頭のキレる人で、僕の抱えている問題点をたちどころに指摘して改善点を出してくれる。僕は会社を辞めてもいまだにこの上司に連絡ができるということが人生の大きな財産だ。



・荻窪の飲み屋の常連

 荻窪でとあるミーティング後、久々に行きつけの居酒屋でも行くかと思って歩いていたら、すれ違いざまに急に僕の横で止まった人がいた。あれ、知り合いかしらと思ってこちらも立ち止まってよく見てみたら、飲み屋の常連だった人だった。今は結婚して千葉に住んでいる。そのあとせっかくだからとやっすい居酒屋に行った。その人は8月8日に結婚した。なんで8月8日なのかと聞いたら「8って横にすると無限じゃん?で、え、永遠じゃん!って思って」って言っていた。



・荻窪の飲み屋の元常連

 ずっと飲もう飲もうと誘っていたのにいつも仕事で断られていた。ただ急にタイミングが合って飲むことができた。野毛飲みだ。この人とは大体いつも会えば昔の話をしている。前に会ったときは今年の春には恋人と結婚すると話していた。それはどうなったのか気になりつつも、今度引っ越すと言っていた。いよいよ結婚かと思ってどうして?と聞いたら、別れることになったと言っていた。そうか、僕もそんなことがあったんだと話したら、どうやら僕とは事情が違うようで、あっけらかんとしていた。そんな場合もあるらしい。



・大学の後輩

 大学を卒業してからというもの、時折「あいつ今なにしているんだ?」と声のあがる後輩がいて、勇気を出して連絡をとって3時間くらいお茶をした。正直会ってくれないと思った。だけど会ってくれた。この後輩は学生時代に色々と過酷な現場に参加して、映画に関わらないようになってしまった。結局大学も修了制作をしなくて退学をしてしまった。今はとある会社で働いているらしい。生活が安定しているから(と本人は言っていた)なのか、映画を作りたいと言っている。けど何を撮ったらいいのかわからないと話していた。たくさんタバコを吸っていた。僕もけど結局のところ、何を撮ったらいいのかはわからなかった。たくさんタバコを吸った。



 会いたいと思っている人と会えるのは、それだけでも結構幸せだ。他にも会いたい人がたくさんいる。別に何するわけでもなく話したい。僕は結構そういう人が多いのかもしれない。あるいは単に寂しがりやなのか。

 ところで僕は誰かの会いたい人になれているだろうか。全く自信がない。そりゃ業務的に会いたい人というのはいるだろうけど、なんというか、ふと会いたくなる人になりたい。


最新記事

すべて表示
評論はどんどん書かれるべきだ

侯孝賢は語る。「創作者には、自分の映画制作を振り返って、そこに働いている原理やプロセス、とりわけその原理を語ることはできません。ですから私は、自分の映画について人が書いた評論は見ないのです。相当時間が経って、たまたまふと目にすることがあると、ああ、当時彼らはこんなふうに書いていたのか、などと思います。そしてたいていの場合、それらはまったく当たっていない。研究やら論文やらに書かれたことはほとんど的が

 
 
 
ブルーハーツを聞かなくなった

あんなに好きだったブルーハーツを聞かなくなったのはどうしてだろう。先日会った大学生がブルーハーツのTシャツを着ていて、聞いたらヒロトとマーシーが大好きなのだと言う。僕も大好きだった。中学生から高校生にかけて、正規に発表されている音源だけでなく、ブルーハーツの未発表曲や未発表のライブ音源、ヒロトとマーシーの前のバンドの音源をネットで漁りまくった。ヒロトの歩き方を真似た。曲は毎日聞いた。ギターもバンド

 
 
 
連続ワークショップ「生活を(に)映画に(を)」

2月16〜18日にかけて、東京造形大学のCSLABにてワークショップを行った。ことの発端は現在の映画・映像専攻の1年生が何かワークショップ的なものを企画することとなり、自分の悩みや状況を五十嵐耕平准教授に相談したところ、僕を勧めてくれて話がきた、という流れだ。この記事が載っているホームページの問い合わせフォームからの連絡であった。  しかしなんで僕に…。ワークショップなんてやったことがないし、何を

 
 
 

コメント


© 2020 Sota Takahashi

​st

bottom of page