タイピングについての雑記
- Sota Takahashi
- 2023年1月12日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年2月10日
自分でいうのもなんだけど、僕はそこそこタイピングが早い。あまり自慢できることがない僕にとっては数少ない自慢だ。小学生だったか中学生だったかのあたりでブラインドタッチを習得して以降、キーボードを見ないでパソコンを使う生活になった。ただ”そこそこ”という程度なので胸を張って誇れるレベルでもない。e-typingだとThunderやNinjaくらい。滅多なことではアルファベットのスコアはつかない。といってもどの程度かわからない方に向けて書くと、タイピングが苦手な人は頭で考えた文章をタイプしていくという工程だと思うけれど、僕の場合はタイプしながら考える、思ったことはとりあえずタイプし、違うなと思ったらすぐ削除してすぐに直せるくらいだ。
僕が中学生くらいのときに「アイデアを生むコツは手書きで考えることだ」とテレビで紹介されていた。手書きだと書く時間がかかるために考えながら書くこととなり、思いもよらない文章が出来上がるらしい。ためしにやってみることもあるんだけど、僕はこの方法がからっきし合わない。というのも、普段頭で考えていることをすぐに画面に表示することができる程度のレベルでタイピングができるので、手書きのあの遅さにイライラしてしまうのだ。母方譲りのせっかちさはあの遅さが耐えられない。書いているスピードの遅さのせいでアイデアが抜けていくようにも感じる。
結果早く書こうと思うあまりにとても汚い字で書いてしまう。力の抜けた、間抜けな字は、自分ではそこそこ味があるじゃないかと思うときもなくはないのだけど、他人が識字できるかどうかはあやしい。もっと早く記入する方法、しかも書きながらたちどころに修正することもできる方法があるというのに、あんなモタモタとした方法を取るのは嫌だ。よく筆跡を見ると性格がわかるとかいう「ほんとかいな」と思うような占いをする人が出てくるが、であるならば僕の性格はブラインドタッチによって形成されているに違いない。
つい最近気づいたことで、僕の思考のスピードは実はこのタイピングのスピードに比例するのではないか。なにも僕が頭の回転が早いといいたいわけではない。ああでもない、こうでもないと考える、トライアル&エラーの繰り返しのスピードがタイピングに比例しているのではないかという。前までは頭で考えるスピードでタイピングができるようになったとばかり思っていたのだけど、これは実は主従関係が逆で、タイピングに合わせて僕の思考はパソコンに向かっているときに低下しているのかもしれない。タイピングスピードがボトルネックとなっているのではないか。だから僕のタイピングのスピードが今より上がれば、今よりもっと早く考えることができるかもしれない。
ということでタイピングをもう少しスピードアップしたいと考えているが、どんだけe-typingを練習しても最高はCometどまりになってしまっている。どこにどのキーがあるかわかっている今となってはスピードアップの方法はもはや手のスピードにかかっている。が、そこが難しい。昔テレビで(僕はよくテレビを見る子供だった)ピアニストは手のひらの筋肉が外見ではわからないがかなり発達しているらしい。タイピングの達人たちはピアノも弾けるのだろうか。手の筋肉をつけるつけかたがもうわからない。逆にピアニストはきっとブラインドタッチを覚えたら異常な思考速度を手に入れられるのかもしれない。
おしまい。色々この後も書いたけど、とりとめはなく、削除してしまった。せっかくここまでは書いたので、とりあえず載せます。
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