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スボティツァ、再会とMTG 20190710

  • 執筆者の写真: Sota Takahashi
    Sota Takahashi
  • 2020年9月20日
  • 読了時間: 3分

下記記事は2019年7月11日こちらで公開したもののBUです。

 

しばらく更新をしていませんでしたが、映画作りに関してはちょこちょこと進捗があります。

これまで私の友人の表記を「アンナ」にしていましたが「アナ」の方が近しいことがわかったので、これ以降「アナ」と表記します。



アナとの再会と諸々


6月28日、3年ぶりにアナに会いました。彼女は直前までスペインにライブの演奏をしに行っていたそうな。

彼女は特に変わったことはなく、ただ3年年をとっただけだと話していました。仕事も変わらず辞めたいけれど、続けているそう。

上の写真はその再開の日の夜に行われた小さな上映会。

そこからちょこちょこと会っては飲みに行き、7月8日には一度映画のプロットを考えるためのMTGを開きました。


このMTGの目的は3つ。

1.彼女の価値観を知る。何が大切だと考えているのか。

2.撮影をお願いできそうな場所を聞く。

3.物語のヒントを得る。


そのため、僕は1つ質問をあらかじめアナに送りました。

「あなたに影響を与えた4つの場所を教えてください。その場所はスボティツァの近くである必要はありません。現在もその場所が存在しているかどうかも関係ありません。場所は仔細であることが望ましいです(ですのでソンボルとか、セルビアとか、まだ行ったことのない場所は除きます)。」

また、その下には私の選ぶ4つの場所を選びました。

こうすることで、例えばどういう場所かということを考えやすくなるかと思えたからです。


こういったやり方で映画を作ることをしてきませんでしたが、やはりここの場所にどれだけいても僕は他者として扱われることへの問題意識も相まって、場所にまつわるこのような質問をしました。

そしてお互いに発表します。

発表前にはこの4つの場所をポストイットに書き出し、お互いに渡して「なぜその場所を選んだのか」を発表していきます。

今回はコミュニケーションを取ることが目的ではなく、僕が相手の価値観を知ることが目的なので、こちらから開示していく必要性を感じました。そのため、順番は僕から行いました。


実際には事前に考えてもらっていたものの、アナは3つしか思い浮かばなかったそうなので、僕も3つに変更し、お互い発表していきました。


内容は省略しますが、非常に良い時間を過ごせた実感はあります。

これは今後の映画作りにも是非取り入れていきたいワークです。

このワークは結果、自分で自分のことをどう思っているのか、がわかってきます。そして僕が映画を作る上で「ある特定の場所」で撮影をするということを重要視しているということを相手に伝えるという効果も望めます。


12日(金)には野外ライブがあるそうなので、ここに来て初めてカメラを持って撮影をしてこようと思います。

きっとこのワークから得たことが、フレームにも現れることと思います。

また、目下もう一人出てくれる人を探し中なので、それも頭の片隅に入れつつ。

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